レール温度上昇で運休の可能性あり三江線廃止までに3回乗るノルマの2回目を実施

参考になる乗り方をご提案。三江線に乗ってわかった注意点

2018年3月31日の廃止まで残り253日となった三江線

3月に廃止までに3回は乗車するノルマは達成が可能となった。3回どころか、4回、5回も行けそうなペースだ。

先日の7月15日土、7月16日日の2日間、2回目の三江線の乗車と乗り歩きを実施した。

今回もクルマは使わず、三江線単独での沿線移動で、7月16日日は炎天下で体力の限界を超えた状況でありながらも、初発の422D三次538発から最終の433D三次2040着まで乗りまくった。

今回三江線を乗車してわかった事が何点かあったので、最後の夏であるみなさんの三江線乗車の参考にされたい。

レール温度上昇で運休する可能性あり

7月15日土の429D江津1515三次1859に乗った時、浜原駅に着いたとき急に列車無線がうるさくなった。

浜原を発車する事が出来なくなってしまった429Dのキハ120-321キハ120-314

浜原駅の三次方面信号機は出発不可を示す赤。

ダイヤ上は1704着、1706発なのであるが、1710になっても発車しない。車内の放送やネット調査すると、この先の口羽までにおいてレール温度が上昇し線路点検中との事。

運転再開は1730頃でそれまでは発車できないとの事。

レール温度上昇による運転見合わせ、運休は久しぶりに聞いた。

昔は保線係員が直接レールに水を撒いたり、タンクに水を満タンに入れた散水車を走らせて、意図的にレール温度を下げていたが、三江線では手間のかかる事は出来ない。

この辺は推測になるが、レールに温度計を設置して、基準値を超過すると運休して、基準値を下回り、保線係員が目視等で直接線路変形等がない事を認めたら徐行で運転再開と言う流れのようだ。

三江線ではレール温度上昇による運休は恒例行事で、その旨の知らせが各駅に掲示されていた。

気温が高い日ほどレール温度上昇による運休になりやすく、目安としては32度らしい。

レール温度上昇による運休実績の数字や傾向は以下のようになる。

運休開始時刻

12時9回

13時4回

14時3回

15時0回

16時1回今回のみ

17時1回

早いと1200から、平均が1314から、遅いと1700から。

運休終了時刻運転再開時刻

15時2回

16時8回

17時5回今回を含む

18時2回

19時1回

早いと1505、平均1651、遅いと1903。

運転見合わせ時間

短くて65分1時間05分

平均217分3時間37分

長くて393分6時間33分

平均的な傾向

1200頃から運転見合わせを開始し、1700頃までに運転再開。

三次〜浜原に集中している?らしい。

三江線は山間部を走行するため、朝や晩は涼しくても、日中は結構暑い。

それでレール温度が上昇する事は身を持って体感した。これで運転見合わせになってしまうのは、仕方のない事だ。

運転再開をしても徐行運転となるため、遅れが増す事もあって私が乗った日の429Dの場合、28分遅れで浜原を発車したが口羽では40分遅れに拡大した。実質的には口羽での長時間停車を省略したため、三次着は27分遅れ。

列車本数も少ないので、前後の予定は余裕を持った方が良いだろう。可能であれば、三次、潮、川本、江津で宿泊を伴う計画が良い。

最後の夏三江線に乗車する場合、レール温度上昇により列車の運休や運転見合わせがある事を知っておきたい。

水分はしっかり用意するように

三江線には33の駅があるが、駅周辺に商店やジュースの自動販売機がある駅はかなり少ない。

特に後者は地方の小さな駅でもありがちと思うが、三江線ではそうではない。

例えば川平。駅から少し奥に行った簡易郵便局の横に1台だけあるだけで、駅の中には存在しない。江の川を渡り対岸の国道261号線沿いにも存在しない。

まだ川平はあるだけ良い方だが、あったとしても必ずしも駅前や駅の中にあるとは限らず地元の人でないとわからない所に存在する事も。

駅前や駅の中や駅周辺にも1台も存在しないケースが多くて、私がわかる範囲では長谷、船佐、式敷、口羽、伊賀和志、宇都井、石見都賀約1キロ離れた道の駅にはあり、潮、明塚、石見簗瀬、鹿賀等である。

逆に存在するのは、浜原駅から多少離れた通り沿い、粕淵同左、コンビニもある、石見川本駅構内に設置、因原駅近くの道の駅やコンビニもある、江津本町等である。

意外にジュースの自動販売機設置駅は少ないのだ。

なお、コンビニがあるのは前述の粕淵と因原だけ。広島県側三次や尾関山を除くではないに等しい。

夏の暑い時に、三江線途中駅で下車する場合は、水分の用意を忘れないように。

ドア付近では撮影しない

キハ120のドアは折り戸。ドアが移動する面積が他のタイプの車両よりも広いため、ドア付近では撮影しない事だ。

何を当たり前の事をと思うかもしれないが、今回2日間三江線乗車していて、ドア付近で撮影する人が本当に多かった。

ドアに挟まれる人はいなかったが、閉まりかけたドアにぶつかるまたはこの逆人が多数。

キハ120自体大きな車両ではなく、撮影出来る場所も限定されてしまうが、くれぐれもドア付近では危険が伴うこと、運転席の隣で撮影する場合は運転士の仕事の邪魔にならないように撮影されたい。

路線バスはほとんどあてにならない

一応は三江線沿線にも路線バスは存在する。

有力なのが、広島〜大田を結ぶ石見銀山号で高速バスの扱いだが、予約不要の全席自由席扱いで車内で運賃を直接支払う。一般路線バスでも粕淵〜大田、川本〜大田が有力な所。

なお、ICOCA等の交通系ICカードは使えないので、現金支払いとなる。

邑南町や美郷町にも自主運行路線バスが存在するが、決して本数が多くない。1日に数本で三江線との接続も考慮されていない。しかも、土日祝日は全便運休かほとんど運休なので、あてにならない。

三江線沿線の細かな地理がわかれば、バスの行き先を聞いただけで目的地がわかるだろうが、そうでないと積極的な乗車は出来ないと思った次第。

途中駅で下車して、別の駅を目指す場合、徒歩移動が基本となる。

前述の水分の件ではないが、熱中症には十分注意されたい。陽が当たる状況ではかなりの汗をかくため、体力消耗も大きい。

なお、三江線は18きっぷが始まっていない日であっても混雑する傾向。18きっぷ期間中は乗り切れないほどの混雑が発生する可能性がある事を覚悟しておきたい。

私のお勧めは、浜原行き、浜原発の中途半端な列車で例えば425Dや430Dは比較的空いているので、これが良いだろう。

上記の事を参考にされたい。

ほぼ全員が鉄道ファンで、地元の純粋なお客が皆無に等しかったのが、私としては残念に思えた。これが三江線の現状なんだと。